【書くこと①】悩みには書くことが特効薬……って嘘じゃないの?
「悩みや不安は書くだけでスッキリする」とか「心のデトックスになる」というのをよく耳にします。
ですが、書くだけで悩みがスッキリするなら最初から大した問題じゃないよ、と思う人もいるでしょう。
たしかに書くだけで解消されない悩みは世の中にはごまんとあります。
財政上の悩みが苦になっている時に文章を書いただけでチャラになるなんてことはまずありませんし、病気で入院して激痛に悩まされている人が「身体が痛い」とノートに書きなぐっても鎮痛剤の代わりにはなりません。
現実的には文章を書くだけで解決できない問題の方が多いわけです。
ということは自分が抱えている悩みや不安を文章にすることは、限られたごくわずかな問題に対してのみ効果を発揮する効率の悪い行動なのでしょうか?
いいえ。
私、イケメン愛妻家であるモーリーは依然として、書くことが悩み事の解決を目指す上で有効な手段の一つであると信じて疑いません。
まず第一に、どんな問題であってもまずはその問題がどういったものであるのかがクリアになっていなければ対策のとりようがありません。
そこで、「問題を明確にする方法」として非常に有効な手段であり、効果を実感しやすいものとして「書くこと」をオススメします。